土. 4月 27th, 2024
屋根材

マイホームを建てたいと考えている方が悩むポイントの一つは外観ですが、その中でも屋根材に何を選ぶかはとても重要です。
見た目はもちろん、屋根材によっては特徴も耐用年数も違いますし、価格も異なります。
まずは屋根材にはどんな種類があり、それぞれどんな特徴があるのか知っておくことで、今後の住まいの参考にできるでしょう。

屋根材の種類は大きく分けて4つ

屋根材の種類は大きく分けて4つに分類されます。
それが「粘土系」「セメント系」「スレート系」「金属系」です。
その中でも、特に使われているのが化粧スレートという屋根材です。
カラーバリエーションが豊富で、値段も比較的安価なので新築戸建てで最も多く使われており、耐用年数は25~30年ほどです。
軽いので強度があまりなく、メンテナンスを定期的に行う必要がありますが、外観重視で好きなカラーの屋根にしたいという方におすすめです。
次に多いのが粘土瓦です。
伝統的な日本家屋でよく使われている瓦になり、耐用年数50年以上なので耐久性が高く、遮音性・断熱性などにも優れています。
重量があるため台風で瓦が破損したら2次被害に遭うこともありますので注意が必要ですが、メンテナンスの周期が他の屋根材よりも長いので、長期間きれいな外観を保つことができます。
日本ならではの和風住宅に住みたい方におすすめです。

屋根材を選ぶポイント

屋根材を選ぶ際は、値段・耐用年数・デザインに注目して選ぶことがポイントです。
どこを重視するかによって選ぶべき屋根材は変わってきます。
他にもメンテナンスがどのくらい必要なのかも気にしておく必要がありますし、耐久性が優れていてもその分重量があり、耐震性に欠けている場合もあります。
それぞれの屋根材にどんな特徴があるのか事前に確認しておきましょう。

おすすめの屋根材

屋根材を選ぶ上で重視するポイントによってそれぞれおすすめの屋根材が変わってきます。
値段を重視する方は化粧スレートが特におすすめと言えます。
化粧スレートは現在の新築戸建てでほとんど使われるほどメジャーで、とにかく安い屋根にしたいという方に向いています。
耐用年数を重視する方は粘土瓦が良いでしょう。
耐用年数が長くメンテナンスの周期も長いので手間が少なく、より丈夫できれいな住宅になること間違いなしです。
ただし重量があり、耐震性には欠けてしまうので注意が必要です。
デザインを重視する方はアスファルトシングルがおすすめです。
洋風なデザインなので他の家とは違ったおしゃれさを出したい方にいいでしょう。
耐久性も高くメンテナンス周期もそこまで短くないですが、日本での普及がそこまで進んでおらず対応できる業者が少ないので気を付けましょう。

最後に

屋根材は粘度系やセメント系、スレート系、金属系の4種類があり、特に多くの住宅で使われている化粧スレートは安価でカラーバリエーションが豊富なため、人気の高い屋根材です。
値段や耐用年数、デザインのどこに注目するかによって最適な屋根材が変わってきますので、事前にしっかり確認しておきましょう。

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