月. 4月 29th, 2024
屋根洗浄

定期的に行うことで、屋根の寿命を劇的に伸ばすことができるのが屋根塗装です。
「DIYでできるのであれば、より自分の家に愛着がもてる」「業者に全て頼むより、DIYでやった方がコストが低い」など様々な思いがあり、DIYでの屋根塗装に臨むこともあるでしょう。
そんなDIYの屋根塗装には、特に気をつけるべきポイントがあります。

足場は絶対に業者依頼

業者に全て頼まないのがDIYではないか、と思うかもしれません。
しかし、ペンキの製造や木材の伐採から始めないのと同じように、屋根塗装をDIYで行う際の足場は絶対に必要な道具の1つです。
足場無しで屋根の上に登る行為は極めて危険なだけでなく、安全帯やハーネスなどの落下防止の道具も、しっかりした足場が無くては使うことすらできません。
また足場組みは専門の業者が存在する技術の必要な仕事であため、くれぐれも自力で組まないようにしましょう。

塗装前の下準備は表面の掃除

足場を組み装備を揃えて屋根の上に登ったらすぐに塗装開始というわけにはいきません。
表面に付着した砂埃や雨粒の跡などの汚れをしっかりと落とす必要があります。
また塗料や屋根の素材によっては過去の塗料を剥がしたり、表面に下地処理を行わなければならない場合もあります。
屋根の素材や過去に塗られた塗料の情報をきっちりと探し出した上で、最適な表面の処理を行ってください。
ここまで来れば、DIYの屋根塗装まであと一歩です。

近隣や壁への配慮を忘れずに塗装しない箇所のマスキング

無事清掃を終えた後、最後の準備がマスキング作業です。
屋根のすぐ下の外壁や、ペンキなどの塗料が飛び散る可能性のある個所に存在する車や地面など、屋根の塗料がついてはいけないものを被覆しましょう。
屋根自体が高所にあるため、どうしても飛沫やペンキの垂れなどが発生してしまいます。
特にDIYともなると、飛沫を防ぐような専門性の高い装備は手に入らない場合もあります。
せっかくの屋根塗装で、他の物や場所の再塗装が必要にならないためにも、マスキングは厳重に行ってください。

最後に

足場、掃除、マスキングの3つの準備を終えて、初めて屋根塗装に臨むことができます。
コストを抑えるためにDIYによる屋根塗装を行うというときには、周囲の環境や屋根や塗料の性質、手持ちの道具などをよく吟味した上で検討した方が良いかもしれません。
もし他の理由でDIYでの屋根塗装を行う際は、くれぐれも安全にだけは注意してください。

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